再開!古代史講演会のご案内

 新型コロナウィルス感染防止のため、中断されていました古代史講演会が再開されます。

<日時>  2022年(令和4年) 1月15日(土) 午後1時~4時 

<会場>  埼玉県立歴史と民俗の博物館 講堂

      東武アーバンパークライン東武野田線大宮公園駅下車

<テーマ> 渡来後の「倭人(天氏)」と「日本語」の起源

 「Y染色体遺伝子」の研究成果により、日本人の遠い祖先「日本・朝鮮・満州」グループが生れたのは「1万5000年~1万年前」の「沿海州」付近であったろうという。その後、満州と分化しながら南下し、「紀元前4700年~前2700年」頃には朝鮮と分かれて「渤海沿岸」(医巫閭山)付近に住み着く。「辰」の誕生である。-「辰人」の誕生「辰の言語」の誕生。「辰」の一部は中国の「呉地方」まで南下する。紀元前1200年頃には倭人と呼ばれる。それは「辰」の代表的な氏族である「安冕辰ウン氏」である。「安冕辰ウン氏」は「倭人(天氏)」であり、北部九州に渡来する「渡来系弥生人」である。紀元前437年の「呉越の戦い」で呉が越に敗れると、彼ら「倭人」は北上して、「渤海沿岸」をまわり、「朝鮮半島南部」を経て(高天原を建国)、前140年~前120年頃には北部九州に渡来する。「天孫降臨」である。彼らが「日本人」の基盤になると同時に「日本列島」に「辰の言語」をもたらす。それが「日本語」になる。日本以外の地域の「辰人」(干霊辰ウン氏:弁辰、辰韓を樹立)は他の氏族に吸収されて「辰の言語」は消滅する。そのため「日本語」は外部に同系言語を持たない孤立した「言語」になった。先生にはいまだ定説のない「日本人」と「日本語」の起源を解き明かしていただきます。

 《本の紹介》

 先生は『新「日本の古代史」(佃説)-早わかり「日本通史」(概要篇)-』を講演会参加者のために執筆されました。今後は従来の資料に加え、当該本を使用する予定です。B5版234ページ 定価1,600円+税。当日は特価で販売いたしますのでご購入をご検討いただければと思います。

<講師>  佃收先生

<費用>  資料代として500円、本代1,000円(希望者)

<申込>  暫くぶりの開催となりますので参加を希望される方は、

      次の①または②の方法でお申込ください。

   ①「普通ハガキ」

(〒330-0803 さいたま市大宮区高鼻町4-219

埼玉県立歴史と民俗の博物館友の会-「古代文化を考える会」-宛て」

 参加希望の他、氏名・住所・電話番号を明記

   ②「友の会ホームページ」を通して

(締切期限:1月8日)申込多数の場合(定員81名)は抽選とさせていただきます。

<その他> マスク着用など感染病対策をお願いいたします。

<問合先> 斉藤 048-853-6728

  日本古代史の復元 -佃收著作集-