第6回古代史講演会のご案内

<日時>  2022年(令和4年) 7月24日(日) 午後1時~4時

<場所>  埼玉県立歴史と民俗の博物館 講堂

      (東武アーバンバークライン(東武野田線大宮公園駅下車)

<テーマ> 倭国と伊都国王権、狗奴国の戦い」から阿智王の渡来まで

<内容>  

 狗奴国のあった位置、倭国と伊都国王権、狗奴国の戦い、神武東征(逃亡)、崇神天皇の渡来、貴国の樹立、阿智王の渡来などについて佃説を披露していただきます。

 「倭奴国」は57年に後漢から金印を賜った直後頃に、半島から渡来してきた「不彌国」に追われ、「筑紫野市隈」へ移住する。更に220年~230年頃には半島から渡来してきた「倭国」に追い出され、「朝倉市」へ逃げる。

 「狗奴国」は「狗奴国の男王卑弥弓呼」であることから、「卑弥氏」であり、元の「倭奴国」であると考えられる。

 「貴国」という表現は『日本書紀神功皇后紀、応神天皇紀に11回出、『続日本紀』にも出てくる。ところが、「日本の歴史」に「貴国」という国は登場しない。しかし、「貴国」は熊襲征伐をして北部九州に樹立されて、「364年~410年」頃まで肥前南部に実在した国である。

 有名な朝鮮半島の「好太王碑」に書かれた「倭国」はすべてこの「貴国」のことである。また、「宿祢」という称号は、「日本の歴史」によく出てくるが、「宿祢」は「貴国」の称号である。「貴国」という国は、「日本の歴史」に欠かすことができない重要な国であるということができる。

<講師>   佃收先生

<費用>   資料代として500円、本代『早わかり「日本通史」』1,000円(希望者)

<申込方法> 次の①または②の方法でお申込ください。

①「普通ハガキ」

    (「埼玉県立歴史と民俗の博物館友の会-「古代文化を考える会」-宛て」 

      参加の他、氏名・住所・電話番号を明記)

②「友の会ホームページ」

  ※ 締切期日:7月15日 申込多数の場合(定員81名)は抽選とさせていただき、

   抽選にもれた方のみ別途ご連絡させていただきます。

<問合せ先>   斉藤 048-853-6728

    日本古代史の復元 -佃收著作集-